衛星観測データの季節変化 2(森林の紅葉変化 NDVI)

NDVIの変化

時間経過によってNDVIが変化する様子を見ています。

結果 

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紅葉のNDVI

見方

今回は八ッ場ダム近辺の画像を9月から12月まで表示しています。

画面の色は0.0-1.0となるにつれて緑が濃くなります。

0.0以下は灰色になり、-0.5に向けて段々と黒くなっていきます。

-0.5から-1.0は黒です。

変化の様子

10月ごろから、12月にむけて徐々に緑が薄くなってきています。

これはNDVIが小さくなっていることを示します。

12月14日で真っ白に鳴っているところは、山影で日光が当たっていないところです。

12月になると、太陽高度が低くなるので、影の部分が増えてしまいます。

 場所によっても変化の仕方が違っています。

 

NDVIとは?

NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)は正規化差植生指数と呼ばれています。(赤外-赤)/(赤外+赤)で計算し、sentinel-2の場合は、(B8-B4)/(B8+B4)という計算式です。ここで、B8:842 nm, B4:665 nm です。

作り方

sentinel-2のデータを使っています。

Contains modified Copernicus Sentinel data [2019] processed by Sentinel Hub