衛星観測データの季節変化 1(魚沼の水田 NDVI)
衛星から観測するときのいくつかの波長を組み合わせた指標があります。この季節によっての変化を見てみます。
まずはNDVIです。新潟県魚沼地方の水田の衛星画像を使いました。
結果
見方
2019年4月13日から2019年12月14日までです。
sentinel-2が撮影した画像の中で晴れている物だけを選んでいます。
NDVIが0以下の場合は白っぽい色 0.0-1.0まで段々と緑が濃くなるように表示しています。水があるところは白っぽく写ります。
変化の観測
5月23日 まだ白い色の田んぼもある
6月20日 ほぼ薄緑になる この間1か月間雲でデータが取れていない
7月10日 ほぼ真緑になる
9月8日 ここまでは多くの田んぼが緑色
9月15日 緑が薄くなる田んぼが増える
9月30日 ほとんどの田んぼが薄緑に変化
10月10日 変化が収まる
NDVIとは?
NDVI(Normalized Difference Vegetation Index)は正規化差植生指数と呼ばれています。(赤外-赤)/(赤外+赤)で計算し、sentinel-2の場合は、(B8-B4)/(B8+B4)という計算式です。ここで、B8:842 nm, B4:665 nm です。
作り方
sentinel-2のデータを使っています。
Contains modified Copernicus Sentinel data [2019] processed by Sentinel Hub