防災 大規模火災を宇宙から見る5 災害前後比較
オーストラリアの大規模火災の観測をしています。
5回目は、災害前後の変化を宇宙から見てみます。
2019年11月1日、11月21日、12月1日を切り替えています。
True Color画像
11月1日から21日の間で、左上などの場所で緑色から茶色に変化しています。乾燥してきているのでしょうか?
12月1日はまだ燃えている場所があり煙で地上が見にくい状態ですが、山肌の色が変化しているように見えますが、ちょっとわかりにくいです。
NDVI
true color画像で茶色になっていた場所の緑色が薄くなっています。
雲の場所が白くなっていますが、雲がないのに、色が変わっている場所もあります。
Moisture Index
こちらでは11月1日から21日の間で色が薄くなった場所が多いことがわかります。水含有量が少なくなっていて、燃えやすくなっていたのではないかと思います。その中でも燃えた地点は、他の場所よりもより乾燥しているようにも見えます。
災害発生後、燃えてしまったと思われる場所は青色から赤や黄色に大きく変化しています。
まとめ
火災前の変化の様子や、火災が起こった場所の災害前後の違いを見ることができました。
作り方
sentinel-2の画像を使っています。
Contains modified Copernicus Sentinel data [2019] processed by Sentinel Hub