八ッ場ダム(台風後の変化)

八ッ場ダム群馬県吾妻郡長野原町に建設されているダムです。

台風19号の前には、試験中だったのですが、ほぼ水がない状況でした。19号による降雨によって満水になっていました。

そこから、徐々に水を減らし、12月12日に最低水位まで到達したようです。

この変化を宇宙から見てみたいと思います。 

結果

 

見え方

9月15日から画像を始めています。

10月1日に試験湛水を開始したそうです

10月5日までは、もともとの川筋が見えています。

10月10日には、少しずつ溜まってきている様子が見えます。

10月15日に、平常時最高貯水位標高 583.0m に到達し、貯水率が100%になったそうです。この後、満水状態を約1日継続したのち、1日1m以下のスピードで水位を最低水位まで降下させる試験をやると発表がありました。

衛星画像では、10月23日に泥水がたまっている様子が撮影されています。

11月上旬まで濁った水が溜まっていますが、そのあとは濁りが薄くなっていくのが写っています。この間、徐々に水が減っていっています。

12月12日に最低水位まで到達となっているのですが、12月14日の画像で見ると結構水があるように見えます。ちなみに、12月12日の水位は536.5m になっています。

八ッ場ダムのホームページに載っている写真でも水が入っている様子が写っています。おそらく、この水位が最低推移なのでしょう。

作り方

 欧州の衛星Sentinel-2を使って作成しました。

表示間隔がばらついているのは、晴れている日を選んでいるためです。曇っていると、この衛星画像にはうつりません。

Contains modified Copernicus Sentinel data [2019] processed by Sentinel Hub