サイクリングルート事業予算規模の比較

サイクリングルートの整備に 県が 使っている 予算を比較してみます。

滋賀県茨城県広島県の比較です。ほぼ土木建築費用と思われるものは除いてあります。

 

 

結果

   タイトル 予算 説明
滋賀県 「ビワイチ」安全・安心な自転車利用促進事業 1610万円 「ビワイチ」利用者をはじめ、幅広い自転車利用者等に対して、交通法規・マナーの遵守や自転車損害賠償保険等への加入に向けた啓発活動を実施
300万円 「ビワイチ」をはじめ県内各地を自転車で気軽に巡ることができ る利用環境の充実や、総合的に自転車情報を発信する環境の整備を進める。
ビワイチ観光推進事業 3027.8万円 「ビワイチ」を安全で快適に誰もが楽しめるコンテンツとして確立させるとともに、県内全域への自転車による周遊観光を推進することを通じて、交流人口の増加を図り、地域活性化へつなげる。
茨城県 いばらきサイクルツーリズム等推進事業 1200万円 県内各地域におけるサイクルツーリズムの推進・誘客の仕掛け ・モデルコースの設定に向けた専門家の派遣による指導・助言 ・サイクリングガイドの育成 ・全県版サイクリングマップの作成 ・県有施設等へのサイクリングサポート体制(サイクルラック・空気入れ等)の整備 ・多様なサイクリングの楽しみ方を提供するサイクリングイベントの開催 ○自転車活用の普及・啓発 ・シンポジウムの開催、啓発パンフレットの作成、市町村版自転車活用推進計画の策 定支援等
広島県 観光資産の魅力 づくり 1895.1万円 しまなみ海道」等 県内サイクリングコースの振興とプロモー ション ・中四国各県と連携した広域サイクリングコースの振興 ・県内サイクリングコースの国内外プロモーション
サイクリングロードのブランド力向上 (瀬戸内サイクリングロード) 8000万円 利用環境の向上や情報発信,環境改善等を行う
サイクリングロードのブランド力向上 (やまなみ街道サイクリングロード) 480万円 国・島根県・関係市町と連携し,情報発信や 環境整備等を行う

 

分析

調べた中では、広島県が1億円越でダントツでした。建設費用も含めて分類している県も多いのですが、その中で「ブランド力の向上」というタイトルで8480万円計上しています。(ただし土木局の予算に記載されているので、建設費用も含まれているかもしれません。)

訪問客が多いということで、これからも伸ばしていきたいということでしょうか。元々世界から人が呼べる観光県でもあるということで、この分野の知見もあると思います。

 

滋賀県は同タイトルで別々の予算が見つかりました。

 

作り方

各県の平成31年度(令和元年度)の予算公開資料から持ってきました。主に観光部、商工部、土木部 建設部の資料から引っ張って来ています。

 

出展

滋賀県

 予算案の概要

 商工観光労働部

 土木交通部

茨城県

 第1回定例会提出 予算関係資料

http://www.pref.ibaraki.jp/somu/zaisei/kanri/documents/h31_tousyo_yosanankankeisiryo.pdf

広島県

平成31年度施策及び事業案の概要

商工労働局

土木建築局

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/586588_1780448_misc.pdf

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/586588_1780450_misc.pdf