ハレいろ・サイクリング OKAYAMA 片鉄ロマン街道ルートコース図
東京オリンピック自転車ロードコースがわかりにくいのでまとめました2
東京オリンピックのコース図後半です。
富士スピードウェイの中は省略しています。
山中湖までの道志道はまだ台風普及していません。413号が交通規制されています。
山中湖
須走付近
この付近は、tokyo2020のホームページの情報と小山町のホームページの情報が違っています。
tokyo2020のページでは、
「須走」(左折)→151号線6.5km→(右折)
となっていて、151号を走ることになっているのですが、小山町のホームページでは、郵便局のところを左折した後すぐ右折し、一本北側の道を通ることになっています。
どっちなんでしょうか?
この地図では小山町のホームページに倣っています。
小山町内
富士山上り
富士山下り
地図の左から右へ走ります。
小山町2回目
この地図の下から上方向に走ります。
小山町内循環
このあたりは、複数回通過する場所が多いので、観戦にはよいかもしれません。
時計回りに一周します。
再び山中湖へ
この上り坂は観戦許可になるのでしょうか?
山中湖畔2回目
今度は山中湖の南岸を走ります。
ゴール
須走からは、最初のルートとは違う道を通って、富士スピードウエイを目指します。
備考
台風19号の多摩川を宇宙から見る (sentinel1)
2019年10月12日から13日にかけての台風19号の豪雨。多摩川の変化を宇宙から見てみます。
画像の見え方
曇っていても、地上を観測できるSAR衛星を使います。
SARでは、水があるところが黒くうつります。その場所を青く着色しました。
結果
比較のために2枚の画像を切り替えて表示しています。
1枚目が10月6日の画像、2枚目が10月12日です。
10月6日では、河川敷が灰色、流路が青になっていて、川の一部しか水が流れていませんが、12日には、川全体が青くなり川幅いっぱいに水が流れているように見えます。
使った情報
sentinel1を使いました。
VVをlinearで表示しています。
Contains modified Copernicus Sentinel data [2019] processed by Sentinel Hub
小山町が出しているコース図と組織委員会のコース説明が違っている東京オリンピックロードコースへのリンクまとめ
東京オリンピック自転車ロードレースのコースの情報がいろんなところにばらけているので、リンクとしてまとめました。
組織委員会
地図では全体図しか載っていません。細かい部分を見ることができません。
tokyo2020.org
稲城市
多摩市
11.8㎞走ります。
八王子市
市内5.1kmを走ります。
町田市
相模原市
30㎞走ります。
www.city.sagamihara.kanagawa.jp
道志村
山梨県
プレイベントの情報も
山中湖村
小山町
小山町のホームページのコース図と、オリンピックのページにあるコース図に一部違いがあります。どっちが正しいのでしょうか?
詳しくは次回に。
御殿場市
裾野市
東京オリンピック自転車ロードコースがわかりにくいのでまとめました 横断幕の写真集も
tokyo2020のページで公開されている東京オリンピックの自転車ロードコースの説明の地図が小さく分かりにくいです。
各自治体のホームページに詳しく出ているのですが、まとまっていません。
なので、まとめました。
特にわかりにくいのが、稲城市内、多摩市内と、富士スピードウェイ付近です。
まずは、是政橋から山中湖までです。
稲城市内
是政橋から稲城市内です。是政橋を渡ったところは南多摩駅から歩けるので、観戦に行きやすいかもしれません。多摩地区で一番の急坂もあり、本スタート直後のダッシュが見られると思います。
住宅地をまわっているのは、要望があったのでしょうか?自分の家の前をオリンピックが通るのはうらやましいですね。
若葉台の坂は、中央分離帯があるので、逆走しないと侵入できません。
このルートをトレースするのは、信号が多くなり右折も多いので、ちょっと面倒かもしれません。尾根幹をまっすぐ走りたくなります。
多摩市内
尾根幹から、多摩センターの南側を抜けて、南大沢駅前を通り、町田街道までです。
多摩市、八王子市、町田市を通ります。
ここも自走するなら尾根幹をまっすぐ唐木田をぬけて、町田街道まで行きたくなります。
橋本付近
16号を通ります。通行止めにして大丈夫なんでしょうか?
そのあと横浜線を地下道でアンダークロス。どうせなら橋本駅に近いところを通ってほしかった。
自走するなら、16号には入らず、相原方面に抜けてからR413に入る場合が多いのでは?
城山・津久井付近
小倉橋は旧道で越えて、そのまま、広い道には戻らず、串川橋交差点でR412に入ります。 このあたりの住宅地は、当日、住民に急病人が出たら、コースを通らないで救急車が来られるようにしてあるらしいです。
道志
道志付近はほぼ一本道ということで、まとめてしまいました。まだ工事中で片側交互通行の場所もあります。もし、来年の梅雨時にがけ崩れなどあったらどうするのでしょうか?
山中湖に着いたら右折して北岸を回ります。
横断幕画像集
道路にのぼりや、横断幕がかかっています。この画像集です。実走するときの目印になります。テストイベントの告知も混ざっています。ちょっと画質が悪いです。
次回
次回は山中湖からゴールまでをまとめます。
地図出典 国土地理院 https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html
東京オリンピックロードのコースとラルプデュエズを比べる
東京オリンピック、自転車ロードレースのコースがどのくらいすごいのか見ています。
前回までに、東京オリンピックのコースと、ツールドフランスで有名なラルプデュエズの勾配を計測してきました。
lemondh.hatenablog.com
今回は両方を比較してみます。
測った場所
ラルプデュエズは、勾配の始まる地点からツールドフランスゴールの印がある場所付近までで、14.2kmになりました。
東京オリンピックのコースのうち富士山部分は裾野市の須山交差点からエバーグリーンラインを通って富士山スカイラインとの交差点までで14.2kmになりました。
偶然にも距離がほぼ同じになりました。
東京オリンピックコースの明神峠と三国峠の区間は、小山町の山中湖小山線の上りはじめの交差点から三国峠の頂上までとしました。
結果
開始[m] | 終了[m] | 高度差[m] | 距離[m] | 平均勾配[%] | |
ラルプデュエズ | 724 | 1853 | 1129 | 14213 | 7.94 |
富士山 | 587 | 1447 | 860 | 14191 | 6.06 |
明神峠~三国峠 | 466.7 | 1166.2 | 699.5 | 6728 | 10.40 |
平均勾配は、単純に麓と頂上の高度差を道のりで割って求めています。
明神峠~三国峠は、途中で下りがあります。およそ100m下っているとすると、獲得標高がおよそ800mとなり、上り部分のみの平均勾配は11.89%になりました。
グラフで比較してみます。縦横ともに[m]単位です。
ラルプデュエズは、勾配が3段階になっているようです。
(I)当初の一番急な部分
(II)中間の少し緩くなる部分
(III)最後頂上で緩くなる部分
です。
明神峠は、当初はラルプデュエズのきつい部分とほぼ同じような条件で、そこからさらに急になり、最後はラルプデュエズの(II)と近い勾配になっています。
富士山は、ラルプデュエズよりも緩やかな勾配でした。
まとめ
東京オリンピック、もしかしたら、プロにとっては普通レベルなのかもしれない気がしてきます。
ただ、2020年のツールドフランスは6月27日から7月19日までです。なんとオリンピックに合わせて、6月開幕になっています。
ですが、東京オリンピックのロードは7月25日なので、間が5日間しかありません。
すごいですね。
注意点
勾配の計測方法が、ラルプデュエズと日本で違います。
計測の解像度が粗いために、ラルプデュエズのグラフが一番ギザギザして見えています。
作り方
標高計算方法
ラルプデュエズ AW3D30
道路の緯度経度情報から、距離情報に変換しています。
地図はopenStreetMapです。
L'Alpe-d'Huez Tokyo Olympic cycle roadrace course
ツールドフランスで有名な坂の勾配を測る
ツールドフランスで有名な坂ゴールにラルプ・デュエズ(L'Alpe-d'Huez)があります。ここで優勝してしまうと、力を使い果たしてしまうので、総合優勝できないというジンクスもあるくらいの坂です。
場所はフランスの南部、名前の通りアルプスにあります。
この勾配を計算します。
結果
勾配の強さを道路上に書いた〇の色で表しました。
おおよそ
9%以上 赤
6%~9% 黄色
6%以下 青
です。数値(パーセント表示)も書き込みました。
データでは上り始めが標高725[m]、ゴールが標高1853[m]です。
意外にも、上りはじめの部分、つづら折りの最初のコーナーまでが特に急坂(10%越え)になっているようです。
衛星写真でも、崖のように見えます。そこを超えても、10%程度の坂が頂上まで続いています。
頂上に着いてからは、緩やかになりますが、少しずつ上っているようです。
前回、東京オリンピックの富士山部分の勾配を計測しました。
次回は、富士山とラルプデュエズを比較してみたいと思います。
作り方
JAXAが公開しているAW3D30という標高データを使いました。
水平解像度30m、高さ精度5mと粗いですが、無料で使えます。
ラルプデュエズの場所はおよそ北緯45.090444,東経6.065026でした。
ですので、N045E006をダウンロードすると、
N045E006.tar.gzというファイルが落とせます。
これをtar展開して、
N045E006_AVE_DSM.tif
というgeotiffファイルに標高データが入っています。
こんな感じのデータです。左下の赤い線がラルプデュエズです。このデータからルート上の標高を読み取って、勾配を計算しています。
衛星写真はsentinelを使いました。
国土地理院 https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html
©JAXA