石見空港岩国空港利用ルート
飛行機を使ってサイクルツーリングするのによいルートを見てみます。
岩国錦帯橋空港(岩国市)と萩・石見空港(益田市)を使うルートのコースを見てみました。
ルート結果
地図上にルートを表示し、その高度を数字で表しています。
色は傾斜のきつさです。岩国から益田に向かう方向で見たときに、青系が下り、黄色~赤系が上りです。赤が10%になるようにしていますが、そのような登りはほぼありません。
最大標高も350m程度になっています。
走行距離は110㎞程度です。
岩国空港から錦川沿いを走っていきますが急な登りはほぼありません。
六日市の手前で県境越えになり、山越えになりますが、他の県境越えに比べれば、穏やかなコースに見えます。
六日市から日原までは、ごく小さなアップダウン(青色黄色まだら)はありながらも、基本的には下りという感じの様です。
日原から益田までは清流高瀬川沿いを徐々に下る方向です。
どの向きに進むか?
コースを見ると、石見空港から岩国空港の方がよさそうに見えます。のぼりが緩やかなので、疲れにくそうです。
飛行機の時間を考えると、岩国空港から石見空港への方向の方が時間が有効に使えます。
懸念点
唯一の懸念点がトンネルです。
路肩が狭く、途中でカーブしているトンネルが何か所かあるようです。
点滅する尾灯など、安全装置は必須だと思います。
飛行機
2020年の時刻を見てみます。
岩国空港へ向かう始発は羽田発6:55分発で9時前には岩国につきます。
便名 | 東京発 | 岩国錦帯橋着 | |
---|---|---|---|
631 | 06:55 | 08:40 | |
633 | 08:55 | 10:40 | |
635 | 12:00 | 13:45 | |
637 | 16:50 | 18:35 | |
639 | 20:05 | 21:50 |
石見空港に向かう便は、朝出発が10:35と遅いため、昼過ぎての到着になります。
便名 | 東京発 | 萩・石見着 |
---|---|---|
575 | 10:35 | 12:20 |
1103 | 15:45 |
17:25 |
出発が遅い場合には、石見空港利用もありですね。
岩国から東京に帰る便は、
便名 | 岩国錦帯橋発 | 東京着 | |
---|---|---|---|
632 | 07:35 | 09:05 | |
634 | 09:30 | 10:55 | |
636 | 14:25 | 15:55 | |
638 | 17:20 | 18:50 | |
640 | 19:30 | 21:00 |
萩・石見から東京に帰る便は、
便名 | 萩・石見発 | 東京(羽田)着 |
---|---|---|
576 | 13:05 | 14:30 |
1104 | 18:05 | 19:40 |
となっています。
どちらも夜が少し早めですが、秋から春なら問題にならないと思います。
夏なら、もう少し遅いと助かりますね。
運賃
どちらの空港もスーパーバリューなら片道10000円ちょっとで行けるようです。
ただし、萩・石見空港は、東京発の朝便と、萩石見発の夜便の値段が高くなってしまいます。
その意味でも、岩国入りが良いかもしれません。
益田で1泊して、次の日の13:05の便で東京に戻るのが良いと思います。朝夕の航空券の差額で、ホテル1泊分に近いくらいになります。
萩・石見空港の施設
萩・石見空港には「サイクルステーション」なる施設があり、更衣室として無料で使えるそうです。
汗まみれのまま、飛行機にのって顰蹙をかった経験があるので、こういう施設はとてもうれしいです。
分析方法
そこから計算で傾斜を求めています。
原理上、橋とトンネルでは、標高値が正しく取れないために、傾斜の値がおかしくなります。
地図はOpenStreetMapです。
© OpenStreetMap contributors
地理院タイル (標高タイル)を加工して作成