新幹線の走行状態計測

新幹線の走行状態計測をしてみます。

京都から東京まで、新幹線のぞみ号の速度を計測しました。

 

 

結果

f:id:lemondh:20191118120107p:plain

東海道新幹線の速度変化

図の見方

 黒 停止

 青 低速

 緑 240㎞まで

 黄 270㎞まで

 赤 270㎞以上

で色分けしています。

 

経過

 

京都出発

 出発直後から山科付近の200㎞越えまであっという間です。

 滋賀県内を280km台で高速走行しました。

 米原手前で減速して、そのまま上りに入ります。

 関ケ原をこえるまでそのまま、260㎞程度です。

 垂井から大垣市内で270㎞まで再加速しますが、岐阜羽島の手前で260㎞に。

 再加速して270㎞としますが稲沢付近から減速して、名古屋駅に止まります。

名古屋出発

 笠寺付近で270㎞を超えます。

 そのまま加速して、今回の最高速の283㎞まで行きました。

 三河安城駅を過ぎるまで280㎞台をキープしますが、そこから減速。

 豊橋駅まで240㎞程度の減速運転。

 その後少し速度が上がるときもありますが、掛川駅まで240㎞程度のまま。

 静岡県内を遅めの速度で通過し、富士川を渡ったところで、270㎞になります。

 沼津でまたまた減速、250㎞弱で三島を通過します。

 丹那トンネル内はのんびり運転で、熱海を170㎞で通過。

 小田原までのんびり加速していき、250㎞で小田原通過。

 相模川を渡るまでそのままの速度ですが、渡ったら減速。

 相鉄が見えるあたりまで小加速しますが、そこから減速して新横浜

新横浜-東京

 鶴見川を渡る付近まで加速します。(230km)

 慶応のトンネルを抜けたら、武蔵小杉のカーブで100㎞台まで減速。

 多摩川を渡って150㎞まで再加速。

 環七付近で100㎞程度まで減速します。 

 大井町線をこえたら100㎞以下に。そのまま、品川に停車。

 そこから100㎞を超えることなく東京につきました。

 

分析

 かなりの距離を260㎞以下で走っていました。

 270㎞以上で走っていたのは、

  滋賀県内 栗東付近

  岐阜県大垣市付近

  愛知県安城付近

  静岡県 富士と沼津の間

 だけでした。

 通過駅でも、前を走行する遅い列車が駅に入るまで減速している様子がわかります。

 今回は一例です。前の列車の関係で列車ごとに速度パターンが変わってくると思います。

作り方

 開発した携帯電話アプリでGPSを記録しています。

 地図はopen street mapです。

 © OpenStreetMap contributors