多摩川サイクリングロード 走りやすいのは狛江側or川崎側1 (路面の荒れ計測)
多摩川は土手の上が歩道兼サイクリングロードになっています。登戸付近(多摩水道橋)から是政橋までは狛江調布側と川崎稲城側ともに自転車で走ることが可能です。 どちらが走りやすいか、定量化したいと思います。
まずは、路面の荒れを計測します。
結果
見方
横向きの棒グラフで路面の荒れぐわいの計測結果を示します。荒れが大きい場所は赤い棒グラフ、小さい場所は青い棒グラフにしてみました。
分析
下流から上流に見ます。
狛江調布側
1.堤防上はいきなりダートになるのですが、そこは避けて堤防下の舗装道路を計測しています。そこも路面が荒れ気味なので、数値が大きめです。
2.その後しばらく、荒れが少ないきれいな道が続きます。
3.京王相模原線の橋のあたりから巨大バンプがあり、計測結果の数値が大です
4.多摩川原橋から上流もバンプはあるのですが、低いため、数値は小さめです。
バンプ以外はきれいな舗装状態です
5.稲城大橋付近で低めですがバンプが連続しているので、数値が大きいです。
6.是政橋まで、バンプ以外は比較的良好な舗装状態です
川崎稲城側
A.最初は新しい舗装路で、数値は小さいです
B.そこを過ぎるとバンプはないのですが、全般的に路面が荒れ気味なので、数値が大きくなります。京王相模原線付近は比較的良好です
C.初めてバンプがありますが、高さは低めです
D.路面状態はよくなります
E.少し荒れた路面が続きます
F.土手の上は木の根が盛り上がっていて、路面がよくありません。このデータは土手の下側の道路を計測しています。そちらも路面は荒れ気味です。
結論
3付近のバンプはちょっと大きすぎる気がします。歩くくらいまで速度を落とさないと危ないです。(事故が多いのでバンプ設置は必要だと思います)
ですので、多摩川原橋までは稲城側を走って、それ以降は調布側を走るという感じでしょうか?
この区間の川崎稲城側には台風の影響で通行できない場所がありました。台風の爪痕が大きく残っています。
作り方
振動と角速度を計測するスマートフォンアプリを開発しました。ロードバイクに設置し計測しています。
その計測結果を地図上に表示しています。
地図はopenStreetMapを使っています。
© OpenStreetMap contributors
画像
右側に見えているごみは、台風の増水で流れてきて引っかかったものです。
こちらは小さい凹凸です。土手に上がってくる場所の前後に設置されています。